アラン・コーエン著、本田健訳の「頑張るのをやめると、豊かさはやってくる」の感想、レビューを紹介しようと思います。
頑張っていて辛いな、と思うとき、「頑張らなくていいよ」と言われるとなんだか癒された気持ちになります。
そうか~頑張らなくていいのか~幸せ~!と思ってしまうんですよね。
だからなのか、この本のタイトルを見た時も、頑張るのをやめると豊かさがやってくるなんて、最高だな~と思い、手に取ってしまいました。
簡単に幸せになれそうな話、大好きです!
「頑張るのをやめると豊かさはやってくる」の内容
簡単に「頑張るのをやめると、豊かさはやってくる」の内容を紹介します。
本の内容は9章に分かれており、著者は9つの基本原則
ということで紹介しています。
1章:いつでもじゅうぶんにある
2章:準備ができたものは手に入る
3章:情熱は報われる
4章:つまらないことに骨を折ったり、骨の折れる仕事を大事にしたりしない
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と続きます。
私が読んだ感想は、肝となるのは1章と2章かな、と思いました。
1章は豊かさは自然のものだ、という原則です。
「すでに十分ある」というイメージが大事という話です。
本に載っている具体例がとても分かりやすいです。
CNN創業者のテッド・ターナーは国連に10億ドル(日本円で1000億円)を寄付する時、「お金は世の中にあふれている」と言ったそうです。
この発言はテッド・ターナーがお金持ちだったからこの発言が出たのではなく、真実は逆で、この価値観、世界観を持っていたからテッド・ターナーはお金持ちになった、というのです。
そして、マンゴーの木の話もとても納得しやすかったです。
私たちは既に満たされていて、十分なものの囲まれているのです。
その認識をしているのか、十分に満たされていることに焦点を当てているのか、それとも欠けているものに意識を向けているのか、この違いが豊かさを生むかどうかの違いだ、という説明でした。
タイトルと目次を読んだだけだと、なんだか聞いた事、見たことがある話かもしれないな、と思ってしまいますが、この本は不思議とす~と入ってくる本です。
1時間もかからず読み終わり、読後感は幸せな気持ちになれました。
頑張るのをやめると・・・を読んで気づいた事
「頑張るのをやめると、豊かさはやってくる」を読んでいて、気づいたことがいくつかもあります。
「アファメーションは自分自身を説得することでも、その言葉が実現することを願いながら繰り返し唱えることでもありません。アファメーションとは、すでに真実であることをはっきりと口にすることです。」
この言葉です。
アファメーションという言葉は、「引き寄せの法則」系の話で良く出てきますが、自己暗示をかける、というイメージを持っていました。
すでに実現している、あたりまえの真実というイメージでアファメーションを捉えて実践できていなかったから、過去にアファメーションをしても効果がなかったのかな、と反省しました。
そして、まずはリラックスする、ということが大事、ということも学びました。
今までは眉間にしわを寄せて、求めるものに対して、「来~い!来~い!!来~い!!!喝!!」と肩に力を入れて求めていました。
もっとリラックスして、から揚げ食べたいな~などと簡単なところから実践してみようという気になりました。
この本を読んだ感想
「頑張るのをやめると、豊かさはやってくる」を読むと、そんなことあるかー!?と思ってしまう気持ちと、この通りだったら幸せだよね、と思う気持ちと、両方の気持ちが沸いてきます。そしてできれば後者であったら嬉しいと思います。
基本的にはリラックスな状態が良いですし、頑張らなくてもいいので、実践が気楽だな、という印象です。
確かにあまり頑張ってるオーラを出している人って近寄りがたいですし、物や物質も頑張ってるオーラを出し過ぎている人にはなかなか近寄りたくないのかな、と思いました。
リラックスして豊かな気持ちになれたら、これ以上の幸せはないと思います。
すごく心に染みたというか、納得して幸せなリラックスした気持ちになれたので、本棚に置いておこうと思います。
なぜかすでに廃版なので、中古価格が安いうちに手に入れておきたいと思います。
本は話題になっていないときに買わないと、驚くくらい高額になったりします。
Amazonでの評価も高いですし、掘り出し物の本、という感じで、とてもおすすめです。
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