「それでもなお、人を愛しなさい」 逆説の十カ条を読み返す

マザー・テレサも引用していたことで有名な「逆説の十カ条」を記録しておきたいと思います。

定期的に読み返すことで、人にも優しくなれますし、人から何かを返してもらいたいと執着する気持ちがなくなります。

<逆説の十カ条>

1、人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。

それでもなお、人を愛しなさい。

2、何か良いことをすれば、隠された利己的な同期があるはずだと人に責められるだろう。

それでもなお、良いことをしなさい。

3、成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。

それでもなお、成功しなさい。

4、今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。

それでもなお、良いことをしなさい。

5、正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。

それでもなお、正直で率直なあたなでいなさい。

6、最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。

それでもなお、大きな考えを持ちなさい。

7、人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。

それでもなお、大きな考えを持ちなさい。

8、何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。

それでもなお、築きあげなさい。

9、人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。

それでもなお、人を助けなさい。

10、世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。

それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

(「それでもなお、人を愛しなさい」P.24−25より引用)

この十カ条を手帳に貼り付けている人も多いと聞きます。

辛い時、迷った時に読むとすごく心の支えになります。

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逆説の十カ条を初めて読んだ時は良く理解できなかった

実は私自身は初めてこの逆説の十カ条を読んだ時、理解できるものと理解できないものがありました。

初めて読んだ時に特に感動をしたのは、1です。

1、人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。

それでもなお、人を愛しなさい。

私自身を含めて本当に人は不合理で分からず屋でわがままだなと感じます。それでも人を愛しなさいというくだりで、人の悪いところやダメなところを受け入れたり、時に人のダークサイドが見えても受け流すことの大切さを知りました。

自分は完璧ではないにも関わらず、相手には完璧さを求めてしまうのが私の悪い癖でもあるからです。

そして2も理解できました。

2、何か良いことをすれば、隠された利己的な同期があるはずだと人に責められるだろう。

それでもなお、良いことをしなさい。

人は自分が理解できないこと、自分の価値観に沿わないものは恐怖を覚えるものだと感じます。

気まぐれで良いことをしたり、普段と違う善行をした時に「どうしたの?」と疑いの目で見られることはあります。

普段すごく善人というわけではないので、何か良いことをすると裏があるんじゃないかなと思われるようです。

しかし私にだってダークサイドだけでなく、良い行いをしたいという気持ちが少しはあるのです。これはどんな人でも、たとえ犯罪者であっても100%悪意だけの人間はいないということだとも思います。

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一方で、逆説の十カ条を読んだだけでは、いまいち理解が追いつかないものもありました。

特に6、9、10についてはイメージがしにくかったです。

本の中には十カ条1つ1つの詳しい説明が書かれています。それを読んでやっと理解できたくらいです。

確かに世の中では良い行いをしたからといって、世間から褒められるどころか誹謗中傷を受けることもあります。

決して良い行いに、良い結果、良い見返りが保障されているわけではないのです。

それでも自分が良いと思ったことを無償の精神で行うのは素晴らしい行為だと思います。それが継続的でなくても、1度きりだったとしても、良いことをしたという経験が残るからです。

「それでもなお、人を愛しなさい」

それでもなお、人を愛しなさい」の著者であるケント・M・キースさんがこの十カ条を大学生の時に書いているということに驚きです。

こんな悟りのような、愛情深い考え方を自分が大学の時にできていたかと言われたら100%ノーと言えるからです。

今ですら十カ条の考え方を日々実践するのに苦労している状況で、大学時代を思い出すと昔の私は今の10倍くらい尖っていました。今の10倍くらい人に厳しくて、人に対して見返りを求めていたように思います。

しかし今この本、そしてこの考え方に巡り会えたということは、今の私にとって必要な本だったのだと思います。

それでもなお、人を愛しなさい」は、人との付き合い方に迷った時や人のことを疑ってしまった時などに、逆説の十カ条を読むたびに「それでも私があの人を愛しているから、それで良いのだ」と思えます。

私も逆説の十カ条のような信条を持てる人間に徐々になっていきたいと思える本でした。

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