今、赤ちゃん業界ですごいセールスが行われています。私たちの恐怖と欲望を同時につくマーケティングが行われているのです。
私たちは赤ちゃんができると「赤ちゃんのため」と思い、浪費へのガードが下がってしまうのです。
「これを買ってあげないと赤ちゃんに悪いんじゃないか、可哀想なんじゃないか」「こんなことを赤ちゃんにはしてあげたい」「これは自分のわがままではなく、赤ちゃんのためなのだから」と私たちに思わせるようなセールスを常に仕掛けられています。
今日は子供ができた時のお金の守り方について紹介します。
動画にも載せていますので、宜しければご覧ください。
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子供がいるメリットとデメリット
子供ができると、私たちはすべてのお金の計画を根本から見直さないといけなくなります。
それは子供を持つということは膨大なお金がかかり、人生のお金のプランが独身の時、パートナーと二人だけの時とは180度変わってしまうからです。
赤ちゃんは妊娠した瞬間から18歳までに一人あたり2000万円かかると言われています。この2000万円には大学の費用や専門学校の費用は入っていません。さらに英才教育をしたい、私立の大学に入れたいなどがあれば更に数千万円程度のお金がかかることもあります。
これは一人当たりの金額です。
お金の話だけにフォーカスをすると、一見子供を作らないでパートナーと生活をしたほうが良いように思えます。また子供の数が少ないほうが良いようにも思えます。
もちろん、子供がいるメリットもたくさんあります。
一番大きな子供がいるメリットは歳をとった時に、子供が私たちの面倒を見てくれるということです。介護のお金以上に、老後に子供や孫に囲まれて寂しくないというメリットがあるのです。
子供を作る前にやっておくべき事
子供を産む時は、計画的に養育費を計算して行うことがオススメです。
そしてまず前提として、子供を作るのはタイミングが大事です。
子供ができる、結婚をする前にやっておくべきことがあります。
・貯金をしてしっかりとお金を貯めておくこと
・やりたいことをやっておくこと(世界放浪など)
この2つは確実に終えておくことが必要です。
子供ができれば独身の時のように自由が利かなくなります。これは行動という意味でもそうですし、お金の自由がなくなるという意味もあります。
若いうちに子供を作ってい「子供がいるから何もできなかった」という不満が後々残ってしまうカップルも世界中にたくさんいます。
子供を作るためのお金をしっかりとため、やりたいことを全て終えておけば「やりたいことは全てやってきたからこの不自由もしょうがないな」と受け入れやすいのです。
更に子供を持つ前に離婚する可能性も考慮する必要もあります。
子供を1人でも作ると親には養育費の支払い義務が発生します。子供を作りながら複数回離婚を繰り返した場合、養育費の支払いが膨大になり、自分の家計を圧迫することもよくあることです。
一人の奥さんと3人の子供を作る場合と比較すると、離婚を繰り返し3人の奥さんと一人ずつ子供を作った方が養育費の支払いは3倍になるからです。
もし子供を作るかどうか迷っているのであれば、あえて作らないという選択をするのも賢い選択の1つです。
パートナーと仲良く暮らし、仕事に合わせた家に住み、世界中を楽しく旅をし、老後はコストが安い国(発展途上国)などで老人ホームに入るという選択肢もあるのです。
赤ちゃん業界に騙されない方法
赤ちゃん業界のセールスに騙されずにお金を守る方法を紹介します。
子供が0歳から1歳になるまでに注意が必要
妊娠をすると私たちは一種のトランス状態に入るといわれています。
「子供のためであって自分のためではない」という気持ちで、「子供には良いものを与えたい」という母性と「子供に何もしてあげないなんて、蔑ろにしてはいけない」というある意味での強迫観念(不安)がわき起こるのです。
「子供のために」という言葉を掲げ、「ベビーカーが必要じゃないかしら」「保険が必要じゃないかしら」「病院に行って検査をたくさんした方がいいのではないかしら」「こんな可愛い洋服を着せてあげたい」などの気持ちが次から次へと沸き起こってくるのです。
そして様々な企業が「妊娠している」という私たちの個人情報を知り、セールスをかけてくるのです。
その結果、子供が生まれてから1歳になるまでに100万円〜200万円のお金がかかると言われています。妊娠してから産まれるまでにも病院代などを含めて100万円程度かかると言われていますので、合計で数百万円の支出になるのです。
私たちが注意するべき、赤ちゃん業界のセールス
特に私たちが注意するべき、赤ちゃん業界の巧みなセールスについて紹介します。
①子供服
子供はどんどん大きくなるので、服にお金をかけるのは浪費になる
②ベビーカー
そもそも必要かどうかを考える(昔はなかった)もらえばいい
③保育園
月に10万円くらいかかるので、片方が仕事を辞めた方が安上がりという場合もある
④トイレ用品
オムツ、哺乳瓶など。赤ちゃんには菌が大事なので、ある程度菌に触れさせることも大事。哺乳瓶は普通に洗うだけでOK。石鹸も必要なく、水洗いでOK。
⑤おもちゃ
自然が一番脳を刺激するので、おもちゃは全く必要ない。昔の遊びの方がお勧め。
⑥教育費
親を見て子供は勝手に学習するので、親がまず子供にやってほしいことをしてみる
またホームスクールで12歳くらいまでは育てるのもお勧め
⑦習い事
運動(スポーツ)の習い事は実は結構無駄なのです。特定のスポーツをすると筋肉のつき方が偏ることがあるので、外で普通にたくさん遊ぶ方が良かったりもする。
この7つです。
当たり前だと思っていることが実は子供の成長にとっては良くないことであったり、「当たり前ではない」こともたくさんあるのです。
お金をかけることが必ずしも子供の将来のためのエリート教育になるとは限らないので注意が必要です。
子供が物が欲しいと駄々をこねた場合の対処法
最後に、子供が駄々をこねて何か物をを欲しがったらどうするか、という対処法を紹介します。
まず前提として知っておくべきことは、子供は何でも欲しがるのが普通ということです。
どんなものを見ても「これ欲しい」と言いますし、簡単な刺激(CMなど)ですぐに物が欲しくなるのが子供です。
これはテストであり、私たち大人を試しているのだと知る必要があります。
一番ダメな回答が「お金がないからダメ」という回答です。「お金がないからダメ」と言うと、「お金があればいいのか」ということになるからです。
なぜ必要なのかを聞き、論理的に説明するのがオススメです。大人に対するものと同じ対応をするのです。
必要かどうか、論理的かどうか、投資かどうか、などを真剣に子供と話し合ってください。
あまりダメだと言いすぎるとストレスにもなるので、自分で考えてやりなさいとある程度相手に任せて判断させる機会を入れることも大事です。
子供は普段の大人の考え方、物の買い方を見ているものです。
子供だからとバカにせずに子供が「ものが必要だ」と納得感ある主張をしてきたら、こちらも納得して買ってあげることも大事です。
私たちの子供へのお金の教育が、将来子供たちの孫へのお金の教育につながります。
ファミリーでお金を守っていく、そして子供がお金で将来苦労しないための考え方を学びたい方はX-Family Officeを聞いてみることをお勧めします。
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