高橋洋一著「戦後経済史は嘘ばかり」 レビューと感想 面白かった点など

高橋洋一著「戦後経済史は嘘ばかり」を読みました。

レビューと感想について紹介したいと思います。

この本を読んだきっかけは、Amazonのランキングで上位に入っていたことです。

私はあまりニュースやテレビは見ないのですが、日本の最新のことについて知りたいときは、最近話題の本を読むようにしています。

Amazonで検索していたときに見つけたのが「戦後経済史は嘘ばかり」という本でした。

動画にも纏めていますので、宜しければご覧ください。

Youtubeにも同じ動画をアップしています⇒Youtube

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「戦後経済史は嘘ばかり」はどんな本なのか?

戦後経済史は嘘ばかり」では、巷で信じられている5つの常識とも言える事柄について、様々な角度から違うと説明しています。

1.高度成長は通産省の指導のおかげ → ×

2.1ドル=360円時代は為替に介入していない → ×

3.狂乱物価の原因は石油ショックだった → ×

4.「プラザ合意」以降、アメリカの圧力で政府が円高誘導するようになった → ×

5.バブル期はものすごいインフレ状態だった → ×

この5つです。

この5つだけでも衝撃的でした。

学校の歴史で学んできたこと、そして日本では一般常識のように語られていることは何だったのだろうか、とショックを受けてしまいました。

「戦後経済史は嘘ばかり」を読んで感じた事、感想

この本を読んで、私自身が初めて知って驚いた事、勘違いしていた事、この本から学んだことを紹介したいと思います。

●1ドル=360円の固定相場は為替操作によって行われていたこと

私自身は、1ドル=360円の固定相場は、国際的な取り決めによって固定されていると思っていました。

しかし実際は、360円になるように日銀が介入することで固定相場を維持していた、ということが驚きでした。

●ラッファーカーブについて

ラッファーカーブとは、税収と税率の相関関係を表しているグラフです。

ラッファー曲線は、最適な税率に設定することにより政府は最大の税収を得られるということを示すために、経済学者アーサー・ラッファーによって提唱され、ウォールストリート・ジャーナル記者ジュード・ワニスキーによって広められた。
0%と100%の両極端な税率では政府は税収を得ることができない。0%では当然税収はゼロであるし、100%では勤労する意欲がなくなるからである。従って、0%-100%のうちのどこかに、最大の税収を得られる税率があるとする。もし現在の税率がその「最適な税率」を超える水準にあるのであれば、減税によって税率を「最低な税率」にすることで、税収を増やすことができるとする。アメリカにおける1980年代の減税の基となった概念である。
減税の正当性を根拠づけるためによく用いられるが実証的なデータは乏しい。

Wikipediaより引用)

税率を下げた方が経済が活性化し税収が上がる、という主張をするときに用いられることが多いです。

私自身はラッファーカーブは知らなかったのですが、税率を下げた方が税収が上がる、という考え方を支持していました。

しかし税収の9割は経済成長率で決まるという事が実証されている、ということを知り、驚きました。

バブル期は株価と不動産価格以外の価格は上がっていなかった

バブル期は全ての物の価格が上がっていた、と勘違いしていました。

実は株価と不動産価格以外、例えば生活用品の物価などは上がっていなかったらしいのです。

これは私は知りませんでした。

この時、日銀がそれを把握せず実施した政策が失敗となって今の不景気の原因になっている、というのがこの本の著者の主張でした。

読み終わってみた感想

全体の印象としては、最初に述べた5つの事を様々な角度で反論していることに終始しているという印象です。

主張している内容は一緒なので、正直途中から少し飽きてしまいました。

しかし、1ドル=360円の固定相場の話など、自分の知らなかったことを学ぶことができ、とても勉強になった本でした。

この5つの点がどうして間違っていたのか、興味がある方は一度読んでみることをお勧めします。

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