大沢在昌著「売れる作家の全技術」 小説家の苦労をリアルに感じました

現役作家の、小説の書き方の指南書である「売れる作家の全技術」を読みました。

文章を書くスキルの参考になれば嬉しいなと思って読んでみたのですが、これが思っていた以上に「すごい」内容だったので紹介したいと思います。

この本は小説を書く人だけでなく、文章を書く人にも参考になります。

作家の方がどれだけ緻密に計算して小説を設計しているのかを知ることができます。

そしてどれだけ1文1文にこだわっているのか、さらに文章に秀でている作家でも正確な言葉遣いをするために、毎日辞書を引いているということも知りました。

むしろ職業がプロの作家だからこそ、常に辞書を引き適切な言葉、そして適切な表現を模索しているのかもしれません。

それでも最後の最後、「小説が売れるかどうか、人気になるかどうかは運が左右する」という厳しい現実に作家という職業のリアルを感じました。

小説は大好きで結構な数を読んでいるのですが、これからは小説を見る目が変わりそうです。

小説家になりたい方、小説のような書き方を記事に応用したいライターの方にとっては、一度読んでおいて損はないと思います。

出版業界の事も分かりますし、小説家としての仕事も分かります。

そして早くデビューすることが良いことではない、ということも分かります。

これも正直に言って意外でした。

どの賞を受賞して小説家としてデビューするのかで賞味期限が決まるそうです。

その受賞の賞味期限が切れないうちに、次の作品が売れないとそのまま開業閉店状態になるそうなのです。

実力主義というよりも「売れたもの主義」です。すごくビジネスと共通点があります。

そして意外と日本人が知らない海外小説と日本小説の特徴の違いについても知ることができました。

多視点での文章の書き方と難しさには納得です。

良くある間違いなど、具体的な技術も知ることもできます。

小説が好きな方、文章をかく仕事をしている方、小説家を目指したい方、是非読んでみてください。

とても面白いです。そして現役の小説家が書いているだけあってすごくリアルです。

小説家の皆さんの苦労を垣間見る新しい体験でした。

小説を書くことは才能ではなく、もしかしたらスキルなのかもしれないと感じた本でした。

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